Named Log

とあるエンジニアの歩み

サレジオ高専を卒業しました

はじめに

アウトプットを増やそうと思っていた春休みなので、ギリギリですがいくつかエントリを書こうと思います。 タイトルの通り、5年間通ってきた高専を卒業しました。軽い沿革と、思いについてつらつらと書こうと思います。

入学のきっかけ

書いてたらすごく長くなったのでさらっといきます。

  1. 兄が壊したMacBookを父と修理して手に入れる
  2. Minecraftと言うゲームを兄から紹介される
  3. Minecraftやりたさに友達とPCを自作する
  4. MinecraftJavaで書かれていることを知る
  5. プログラミングに興味を持つ
  6. 父が育英高専を卒業していることもあり、サレジオ高専をおすすめされ志願

といった感じです。かなりサラッと書きましたが、この過程を中学3年間かけて辿りました。

普通高校情報科に行かなかった理由

情報科でやる内容のレベルをすでに越している自信があったからです。自信過剰ではありますが、実際高専情報工学科と普通高校情報科ではあまりにもカリキュラムに差がありすぎて比べ物にならなかったと思います。

普通高校に行かなかった後悔

日本男児が本来辿ったであろう輝かしい青春にはありつけなかった気がしていて後悔しています。高専で得た青春は、「エナジードリンクを手にレポートやプログラムを仲間と開発する泥臭い青春」でした。

1年生

この時は人間的にもまだ綺麗な年でした。クラスで友達と話し始めるにもそんなに時間はかからなかった気がします。専門の授業も、まだ僕が知っている範囲を超えていなかったため、PC組み立ての演習は一番できていた自信がありました。めちゃくちゃドヤ顔で生きていた気がします。

部活は「機材が多い・人が面白い」と言う理由から放送部に入り、プロジェクト活動として「先輩が多くてやってることがカッコいい」と言う理由でSP2LCおよびプロコンに所属しました。

放送部では学校行事の裏側を覗き、プロコンではまるで機械かのようにキーボードを叩くバケモノの先輩たちから教えを受けつつ本戦に参加したりでした。

2年生

だんだんプログラミングの授業が増えてきて、最初はワクワクしていましたがあまりにも内容が単調で後半はすごく適当にやっていた気がします。 学科内の知り合いもだんだん増えてきて楽しかったのを覚えています。

プロコンで初めて登壇して競技を行なったのはこの年が最初でした。

f:id:namedpython:20190328083225j:plain

ぶっちゃけると、この年なぜ僕が登壇メンバーになったのかよく覚えていません。僕がコミットしていたのは主に周辺ツールで、探索側のソースコードはさほどいじっていませんでした。それでも、登壇できた貴重な機会だったのでよかったと思っています。

3年生

ここから授業も少し難しいものがちらほら出てきていました。しかし、「めっちゃ勉強した!」なんて言うことも特になく、難しいところだけ重点的に...くらいの勉強だけしていました。

この時からすでに遅刻魔の兆候も見えていた気が。あとめちゃくちゃオタクが表面化しました。

プロコンでは、競技部門リーダーとメインコーダーをやったりしました。プロコンに関して一番頑張ったのはおそらくこの年です。競技部門の競技内容と、僕の采配等で軽く部門が炎上したりしましたが、いい経験でした。

4年生

グループ開発をする授業で、プログラミングが苦手なクラスメイトが助けを求める中、相対的に技術力が高いプロコンメンバーで固められた全員MacBook使いの4人組「りんご組」が発足した年でした。これをやった結果、次の年の授業でプロコンメンバーが固まることが制限されました。

f:id:namedpython:20190328083104j:plain
シンガポール研修旅行でのりんご組

プロコンや学業もやりつつ、インターン扱いで開発の業務委託バイトをしました。いいことも悪いこともありましたが、Web開発に関して一番知識と根性が身についたのはこれがきっかけです。

4年の最後には、内定先の競技形式のインターンで優勝を収めました。優勝できた技術はほぼ先述のインターンで培ったものです。そしてこのまま選考に入り、内定がもらえました。

学校の助けをほぼ借りずにクラス最速で就職を決めました。

5年生

ひたすら卒研でした。卒研に関しては一個前のエントリに書いていますのでよろしければ。

本当はプロコンからは一歩引いて見守らなければいけないのですが、諸事情でかなり手を出してしまい、反省しています。5年連続プロコンに参加と言う実績を解除しました。

f:id:namedpython:20190328083548j:plain
Procon29 後輩との打ち合わせ

夜更かしで寝坊して論文提出が遅れゲフンゲフン。なんてこともありましたが卒業することができました。

思い

5年という年月はとても長いものです。しかし、とても早かった。友達とも5年近く一緒にいるので、卒業式や謝恩会の後も、「どうせまた明日会うでしょ」くらいのノリで別れてしまっていますが、すごく後悔しています。

関東にいる人達とはしばらく会えそうにないので、本当に寂しい気持ちです。 教室でのガヤガヤすら恋しい気持ちです。

それでもまた会えると信じて、これからを頑張っていきたいと思います。

おわりに

雑に書き走ってしまった気がしますが、振り返るにはいいきっかけになりました。

読んでいただきありがとうございました。 ではまた。